贈与税申告と贈与の事実|相続財産のままと判断されないように
自分が持っている財産のうち簡単に他人に渡すことができるものでよくあるのは、現金や預貯金の振込みとなるでしょう。理由もないのに赤の他人に現金などを渡すことはないでしょうが、自分の子や孫などに対して、将来に備えて貯蓄する目…
タワーマンション|相続税の算出で有利になるものの・・・
マンションにお住まいの場合、区分所有権として1戸を所有する方もいらっしゃることでしょう。所有者が亡くなると、1戸のマンションも相続財産の1つとして相続税が課される対象になります。 中には、都心で高層ビルを住宅に使うタワ…
公正証書遺言|子のいない人が財産を配偶者や内縁の妻に
少子高齢化の世の中、夫婦の間に子どもがいないまま高齢になることが増えてきているようです。中には事情があって、夫婦の生活をしているけれども婚姻届を出していない、いわゆる内縁の夫婦になっていることもあるでしょう。 子どもが…
相続税の調査状況を公表|申告漏れの指摘は8割以上
先週、国税庁は、平成25事務年度(平成25年7月から26年6月まで)に実施した相続税の実地調査の状況を発表しました。この調査は、平成23年中及び平成24年中に発生した相続を中心に、申告額が過少であると想定されるものや、…
遺言と相続の出張無料相談を実施|ゆいあんしん協会 豊中
ゆいあんしん協会 豊中では、遺言や相続について情報を発信するとともに、セミナーの開催などを行ってまいりました。 今年の夏からは、新しい取組みとして、豊中市内にあります施設や店舗へ出張して、遺言 と …
相続税の小規模宅地等の特例|老人ホーム入所と親族介護
相続税を申告して納付するに当たり、被相続人(亡くなられた方)の自宅に使われていた土地を配偶者(夫・妻)や同居していた親族が相続するなど、一定の要件に該当すれば、「小規模宅地等の特例」を適用して、相続税額を減らすことがで…
信託銀行の「遺言信託」|同様のサービスを岡本会計事務所でも
皆様は「遺言信託」というサービスをお聞きになったことはおありでしょうか。遺言の作成助言から保管、執行までを専門的なノウハウを持つ信託銀行などに任せる「遺言信託」を利用している人が増えていると、先日、新聞で報道されていま…
未成年者の遺産分割協議|特別代理人に選任されるには
財産をお持ちの方が亡くなると、相続人の間で遺産分割協議を実施することになりますが、相続人の中に未成年者がいる場合もあります。その親が代わりに協議できればよいのですが、協議してはいけないとき、前回の記事で(その投稿はこち…
未成年者を含んだ遺産分割協議|親が代理できないことも
財産をお持ちの方が亡くなりますと、個別の遺産をどの相続人が取得するかを決めるため、「遺産分割協議」を行うことが通常です。しかし、相続人の中に未成年者がいる場合、本人が自分で協議に参加するわけにはいきません。未成年者が親…
遺産である株式が未分割のまま|議決権の行使は過半数で
会社の株式を所有する方が亡くなられた場合、その株式は遺産に含まれます。そして、個別の遺産をどの相続人が取得するかを決める遺産分割協議がまだ成立していない状態で、株主の権利がどのように扱われるかが問題になることがあります…