住宅取得等資金の贈与税非課税制度|2回利用する場合
マイホームを購入するときに、親や祖父母から資金の援助を受けると、一定限度まで贈与税が非課税になる制度があります。現在の制度は、平成27年度(昨年度)の税制改正の中で決められました。内容については、約1年前の記事をご確認く…
遺言の撤回・変更|遺言を書き直すことはできます
相続のときに自分が考えたとおりに財産を引き継がせるため、遺言を作成する人が近頃は増加しています。ご自身や身の回りにすでに遺言を作成した方もいらっしゃるかもしれません。 ところが、年月が経つにつれて、以前に書いた遺言では…
新年のごあいさつ|平成28年度税制改正大綱
みなさま、明けましておめでとうございます。 税理士法人岡本会計事務所では、今年もお客様の「継続」「発展」「安心」に務めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 さて、去年の12月24日に政府が閣議決定を行い、平…
冬季休業のお知らせ|平成27年の相続税を振り返り
税理士法人 岡本会計事務所の冬季休業は次のとおりです。休業中はご不便をおかけしますが、FAXや電子メールなどをお送りいただければ、休み明けに対応いたしますので、ご了承ください。12月26日(土)~1月4日(月)→ 平成…
平成26年分の相続税の申告状況|課税割合は4.4%
平成26年中に亡くなった方(被相続人)から相続や遺贈などにより財産を取得した人が申告した相続税の状況を、国税庁が今月、発表しました。 被相続人は約127万人で、このうち約5万6千人が相続税の課税対象として税額が生じ、全…
タワーマンションと相続税|行き過ぎた節税は監視強化へ
今回の記事は、1カ月ほど前に報道がされた内容で共通する事項をまとめたものになります。それによると、タワーマンションの高層階部分の所有による行き過ぎた相続税の節税策について、国税庁が課税を強化するように全国の国税局に指示…
赤ペンで斜線を入れた遺言が無効に|最高裁判所の判決
今回の記事も十日ほど前に報道がなされた内容を掲載しますが、最高裁判所が明確に公開しているものです。全文を自筆で書く「自筆証書遺言」に、文面全体の左上から右下にかけて赤色のボールペンで1本の斜線が作成者本人により引かれた…
遺言偽造で相続税脱税容疑|事実ならば許されないこと
今回の記事は、報道がなされている内容で共通する事項をまとめてみたものになります。あくまで容疑がかけられている段階であり、事実は裁判などを通して明らかになることをご容赦ください。数日前にこうした報道がされたのですが、相続…
相続税の調査状況を発表|件数が増加、申告漏れは8割超
国税庁は今週、平成26年7月から27年6月まで(平成26事務年度)に実施した相続税の実地調査の状況を発表しました。 この期間では平成24年中に発生した相続を中心にして、申告額が少ないと想定されるものや、申告義務があるに…
相続税の延納制度|現金一括納付が困難なら分割払いを検討
資産をある程度お持ちの方が亡くなられると、相続税がいくらになるか計算して、通常亡くなってから10カ月以内に申告書を提出し、一括で金銭によって税額を納付しなければなりません。相続した財産に現預金や上場株式が多くあれば、す…